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「戦後史の正体」を読む [読書]

テニス仲間が貸してくれた、「戦後史の正体」を読み終えた。著者の孫崎享氏は元外務省・国際情報局長で、いわば諜報部門を率いていた人。その人が、高校生でも読める戦後史ということで、
第二次大戦後の日本の67年間を日米関係を軸に書いた。

日本の政治・経済は常にアメリカの思惑に左右されると知っていたつもりだったが、これほどまでにアメリカにコントロールされていたとは驚いた。と同時に暗澹たる気持ちになった。

歴代の首相たちの中で、アメリカの意向に反する政策をとる「対米自主派」は、必ず引きずりおろされる運命にあったらしい。そして、「対米従属派」の政治家にすげ替える。しかも、マスコミや特捜部がその片棒を担いでいたとは!

田中角栄がアメリカの意向を無視して中国と国交を結んだことから、アメリカの怒りを買ってロッキードで刺されたというのは巷でも知られた話だが、ほかにも何人もの首相が「対米自主派」とみなされて、任期途中で去ることになったという。安保で悪役だった岸信介に抱いていたイメージもがらりと変わった。

特に震災以来、大手メディアへの不信感がつのるばかりだったが、この本を読んだら、ますます新聞の論調など信用できなくなった。新聞の購読を止めたくなったほど。

戦後史は、学校でもきちんと教えてくれないので、若い人にはぜひ読んでもらいたい。

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近くの公園の山茶花が咲きだした。季節は着実に移り変わっている。
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