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『百日告別』 [映画]

渋谷のユーロスペースで、映画を2本見る。1本目は台湾映画『百日告別』。

多重事故で、妊娠中の奥さんを亡くしたユーウェイと婚約者を亡くしたシンミンは合同葬儀場で出会う。突然愛する人を失い、現実を受け入れることができず、何も感じられなくなった2人。やがて、ユーウェイはピアノ教師だった妻の生徒を訪ね、前もって支払われていた授業料を返して歩く。シンミンは新婚旅行で行くはずだった沖縄を1人で旅する。初七日、三十五日、四十九日、百日と法要のたびに顔を合わせるが、特別に親しくなるわけではない。2人の日々が交互に平行して描かれる。

大切な人を亡くした2人が何度かの法要を経て、絶望感、悲しみから少しずつ立ち直っていくさまを淡々と描いた作品。四十九日は死者がこちらからあちらの世界に移る日で、百日は残された人々が泣くのを止める日という説明があった。法要は残された人たちが気持ちの整理をするために必要な儀式なのだ。それを執り行うことで、自分にとってかけがえのない人の死を少しずつ受け入れていくことができる。

まだ若い奥さんを病気で亡くした監督自身の体験を基にして作られた映画だそうだが、仏教は結構合理的な宗教なのかもしれないなと思った。

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アイヌ刺繍。左:コシラッキコロ(守り神とする)右:ミナハウ(神々に微笑み)
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