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『マンチェスター・バイ・ザ・シー』 [映画]

雨でテニスを諦め、映画へ。恵比寿ガーデンシネマで、『マンチェスター・バイ・ザ・シー』を見た。アカデミー主演男優賞と脚本賞を受賞した作品。

ボストンで便利屋として働くリーはある日、兄が危篤だという連絡を受け、故郷の町、マンチェスター・バイ・ザ・シーに駆け付ける。しかし、兄は1時間前に息を引き取っていた。弁護士から、兄の遺言で残された16歳の甥の後見人となるよう伝えられ、驚く。かつてこの町に住んでいたリーには忘れたくとも忘れられない悲惨な出来事があり、住むには辛すぎる場所だったのだ。

回想シーンが所々に織り込まれ、だれにも癒すことができないリーの心の痛みが徐々に明らかになっていく。少ないセリフにもかかわらず、過去のシーンや海辺の風景がリーの心象風景を映し出す。人は容易に喪失から立ち直れないし、自分を許すこともできない。心を閉ざして生きるリーの孤独と深い悲しみが観客の心に突き刺さるような作品。

機中で見た『ムーンライト』と『ラ・ラ・ランド』を加え、アカデミー賞関連の3つの作品の中では、この『マンチェスター・バイ・ザ・シー』が一番よかった。脚本が素晴らしいし、リー役のケイシー・アレックの抑えた演技が秀逸。

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目黒から恵比寿ガーデンプレイスに歩いて行く途中に見たタチアオイとアジサイ。
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