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『日本と再生 光と風のギガワット作戦』 [映画]

昨日渋谷で見た2本目の映画は、『日本と再生 光と風のギガワット作戦』。反原発訴訟の弁護士である河合弘之さんが監督したドキュメンタリー作品。

私は見ていないが、監督は原発関連のドキュメンタリーを既に2本撮っている。今回は脱原発をやるなら、それに代わるエネルギーはどうするのかという疑問に答えるべく、環境学者と共にドイツ、デンマーク、アメリカ、中国、アイスランドなどの国々を取材。また、日本国内で自然エネルギーを利用して発電している人たちを訪ねる。

その結果、福島原発の事故後、世界はいつのまにか自然エネルギーにシフトしていたのである。2022年までに脱原発をすると政策決定したドイツはもちろんのこと、驚いたことに原発大国だと思っていた中国までもが、風力や太陽光を利用した自然エネルギーに力を入れている。あれだけのひどい事故を起こした日本が再稼働を選択するなんて、世界の笑い者という状況だった。

太陽光パネルや風力発電設備のコストがどんどん安くなっているという。自然エネルギーは高くつく、天気まかせで安定しないなどの誤解を取材により、わかりやすく論破していく。日本が年間25兆円払って石油を買っていると知り、びっくり。自然エネルギーの設備は1年で建つが、原発は10年かかる。そして、いったん事故があれば、膨大な費用と年月をかけてもクリーンにはならない。でも国は原子力ムラの利権を守るために原発推進を止めない。

あらゆることにおいて、変わることに抵抗を示す日本が世界のエネルギー革命に後れをとってしまっているのは明らか。自治体やさまざまな団体が自然エネルギー事業に取り組み始めているが、国の政策として推進していく必要がある。そのためには私たちが原発にNOを突き付けねば。

今、私たちが見るべき映画の1本。東京でも上映館は1館のみだが、そのうちにDVDが出るはず。ぜひ多くの人に見てもらいたい。

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左:チュプカムイ(太陽の神)   右:トートカムイ(湖沼の神)
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