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『人生フルーツ』 [映画]

見たいと思っていた映画2本が札幌のシアターキノで上映されていると知り、3日、連れ合いが弟たちとスキーに行っている間に見に行った。

1本目は『人生フルーツ』。名古屋近郊のニュータウン内に住む90歳と87歳の老夫婦の日常を追ったドキュメンタリー。

建築家のご主人は300坪の土地をニュータウン内に購入し、シンプルな家を自分で建て、そこに雑木林を作ることにする。夫婦で木や果樹を植え、落ち葉を利用して畑を肥えさせ、野菜を作るという自給自足的な暮らしをそこで40年間続けてきた。

奥さんの料理もすべて手作りで心のこもったもの。丁寧な暮らしぶりが見ていて気持ちが良い。そして夫婦の間で交わされる言葉が美しいのに感動する。自然と共生しながら、毎日を淡々と穏やかに過ごすお二人の笑顔が素敵。観客もしみじみとした幸福感に浸ることができる素晴らしい映画だった。

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札幌の地下通路に飾られているアイヌ刺繍。
左:カムイチカップ(神鳥)右:パイカルエク(春が来た)
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『ママ、ごはんまだ?』 [映画]

またまた春の嵐が通り過ぎた。ちょうど出勤時に当たった人たちは大変だっただろうな。

どうしても見たい映画が角川シネマ新宿でしか上映されていないため、今日は新宿まで遠征。時間的には大した差がないのだが、映画は品川・恵比寿・銀座界隈で見るのがほとんど。新宿はよほどの用事がない限り、行くことがない。

『ママ、ごはんまだ?』は、歌手の一青窈の姉である、一青妙の原作を基にした映画で、お二人は本名で登場している。家族で住んだ家が取り壊されることになった時、妙は一つの木箱を見つける。その中には古い手紙や写真と共に母親の書いたノートが入っていた。

妙の父は台湾人で、母は日本人。幼い頃は台湾で暮らし、その後日本に帰国。まもなく父が亡くなり、2人の娘を育てていた母も彼女が大学生の時に亡くなってしまう。ノートに記された台湾料理のレシピを読みながら、いつも明るく振舞い、美味しい料理を作っていた母の姿、そして台湾や日本での家族との日々を回想していく。料理を通して紡がれる、ある家族の物語で、見終わった後に心が和むような作品。

原作は読んでいないが、妙さんの台南について書いた本は読んだことがある。内容は台南のガイドを兼ねたエッセイで、台南への愛にあふれ、食べ物の話もたくさん載っていた。映画の中でも美味しそうな台湾料理がたびたび登場する。それを目にしただけで、また台湾に行かなきゃという気分になってしまった。

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昨秋、弟の所に滞在中漬けた野沢菜を今月初めに行った時に持ち帰った。それを胡麻油で炒めたり、豚肉と炒めたりして食べている。
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『サバイバルファミリー』 [映画]

春二番が吹き荒れるとの予報で、テニスは諦め映画へ。品川で『サバイバルファミリー』を見る。

ある朝、東京のマンションに住む鈴木家の面々が起きだしてくると電気がつかないばかりか、目覚まし時計も鳴らないし、スマホも使えない状況に気付く。お父さんは会社へ、子供たちは学校へ行くが、どこも停電状態。テレビ・ラジオ・スマホすべてつながらないため、情報は一切なし。そのうえ、水道とガスの供給もストップしてしまうし、車も動かない。食べ物もなくなってくる。

飛行機に乗って、鹿児島のおじいちゃんの所に行こうと一家4人は自転車で羽田を目指すが、飛行機も飛んでいなかった。大阪は停電していないらしいという噂を信じて、今度は自転車で大阪を目指す。ところが、ようやく大阪にたどり着いてみれば、そこも同じ状況だった。

前代未聞の危機に直面した普通のありふれた家族がさまざまなアクシデントに見舞われながらもなんとか生き抜いていこうと奮闘するさまをコメディータッチで描いている。極限状態の中で、バラバラだった家族が助け合うようになり、スマホばかりいじっていた子供たちもたくましくなっていく。

監督のオリジナル脚本だそうだが、面白かった。一家族を追ったドキュメンタリーのような作品で、笑えるのだが、見ていて力が入ってしまう。自分だったら、どうするだろうかと考えながら見ていた。モノにあふれた便利な世の中も電気などが全く使えなくなったら、江戸時代と大して変わらぬ暮らしになるのだと思い至って、ぞっとした。

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明日のそば会用に田舎の直売所で購入してもらった野菜が届いた。
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『僕と世界の方程式』 [映画]

雨降りのため、鍼灸院と映画に行く。恵比寿で、イギリス映画『僕と世界の方程式』を見た。2007年にBBCで放映されたドキュメンタリーを基にその時の監督が撮った作品。

ネイサンは数学には並外れた才能と興味を持っているが、コミュニケーションが苦手な自閉症の男の子。彼の理解者だった父親を交通事故で亡くしてからは、母親にも心を閉ざしてしまう。母親はそんな彼に数学の指導をくれる人を探し、息子の才能を伸ばそうとする。

その教師との勉学の結果、ネイサンは国際数学オリンピックのイギリス代表の一人に選ばれる。そして、台北での代表チームの合宿で、中国チームのチャン・メイという少女に出会い、徐々に心を開いていく。

前回見た映画『ザ・コンサルタント』の主人公も自閉症で、数字に強い会計士だった。あることについて強いこだわりがあったり、他人と上手く意志の疎通が図れないため、単に変人と見なされてしまうが、ひとつのことに秀でている人もいる。ネイサンは数学では天才的な才能を発揮するが、人を好きになることや自分のことを思いやってくれる人の気持ちを理解できなかった。それがメイとの付き合いを通じて、方程式では解けないこころというものがあることに気づく。今まで触ることさえなかったお母さんの手を握るシーンにはホロリとさせられる。

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映画の前に、恵比寿のラーメン屋で昼食。
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『ザ・コンサルタント』 [映画]

風が強かったため、テニスは諦めて映画へ。品川で『ザ・コンサルタント』を見た。田舎町の会計士、クリスチャン・ウルフは大きな企業から財務調査を依頼される。驚異的な速さで15年分の資料を一晩で読み解き、不正を見つけるが、突然調査にストップがかかったうえ、命を狙われるようになる。

自閉症で他人とのコミュニケーションは不得手だが、天才的な頭脳と並外れた格闘能力を持つウルフ。いくつかの偽名を使用し、出身地もなにもかもベールに包まれている。挿入される回想シーンから、少しずつ彼のバックグランドがわかってくるけど、実はウルフは裏社会のマネーを仕切る仕事をし、なおかつ凄腕の殺し屋でもあった。

あちこちに伏線が張ってあり、最後になってようやくパズルがはまる。よくできた作品だった。たまにはハリウッドのサスペンス・アクションも悪くないなあと満足して帰宅。

昨夜、ガス給湯器が壊れて、お湯が出なくなった。折しも私はヘナを塗りたくって髪を染めている最中。洗い流すのにお湯がなかったら、どうすればよいのと焦った。お風呂の湯は2日に1回取り換えるため、昨日は浴槽に水があった。その水を洗濯機に半分ほど移し、我が家で一番大きなそば茹で用の鍋や二番目に大きい鍋で湯を沸かし、それを浴槽に入れて、なんとかヘナでこてこてになった頭を洗った。

映画を見て、5時半頃に帰ったら、まだ修理屋さんがいるのでびっくり。連れ合いに聞いたら、1時頃からずっとやっているとのこと。今日もお風呂に入れないのかと心配していたら、なんとかお湯が出るようになってホッとする。蛇口をひねればお湯が出る生活に馴染みすぎるのもどうかと思った2日間。

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林試の森公園の白椿
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『沈黙‐サイレンス‐』 [映画]

話題の映画『沈黙‐サイレンス‐』を見に品川へ。遠藤周作原作の「沈黙」をアメリカのスコセッシ監督が映画化したとあらば、見逃すわけにはいかない。

17世紀、キリシタン弾圧が激しかった江戸時代初期の長崎が舞台。ポルトガルの宣教師、フェレイラが棄教したと聞いた弟子のロドリゴとガルぺは真相を確かめるべく、キチジローという日本人の案内でマカオから長崎に渡る。

そこで目にしたのは厳しい弾圧の下でも信仰を捨てない隠れキリシタンたちの存在だった。ロドリゴとガルぺは彼らの心の支えとなるが、やがて二人をかくまっていた村人たちが捕らえられ、処刑される。無力感にさいなまれながら五島に逃げたロドリゴだったが、キチジローの裏切りにより捕らえられてしまう。

さまざまな手立てを試みるも信仰を捨てないロドリゴに対して、長崎奉行は最後の手段に出る。それはロドリゴのために犠牲になる人々の命を彼の前にさらすことだった。激しい拷問を受ける信者たちを目の当たりにして、信仰のためには信者たちを犠牲にするのか、それとも棄教して彼らの命を助けるべきなのか、究極の選択を迫られる。

息を詰めながら165分見続けたが、久しぶりにすごい映画を見たという感じ。単なる宗教的、歴史的な作品ではない。人間の強さと弱さ、善と悪、赦しなど普遍的なテーマが見る者に突きつけられる。悲しく、苦しいシーンが多いが、今年見るべき作品のひとつになるだろう。さすがスコセッシ監督が28年間映画化に向けて温めてきた作品だけのことはある。

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帰りは品川から五反田まで歩き、「広州市場」で香菜入りワンタン麺の昼食。
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『アイ・イン・ザ・スカイ 世界一安全な戦場』 [映画]

今年1本目の映画『アイ・イン・ザ・スカイ 世界一安全な戦場』を日比谷シャンテで見た。好きな女優ヘレン・ミレンが出演しているイギリス映画。

ヘレン・ミレン扮するイギリスの諜報機関のパウエル大佐は6年間追って来たテロリストたちがナイロビに潜んでいることを突き止める。アメリカ軍のドローンを使い、英米にケニアを加えた陣営で合同捕獲作戦を指揮する。

しかし、ロンドン、アメリカ、ナイロビの司令官たちのもとに送られてくる映像から、テロリストたちが自爆テロを計画していることが判明。生け捕りから殺害へと作戦が変更される。大佐の指令でネバダ州の米軍基地では、ドローンからのミサイル発射準備に入る。ところが、寸前にテロリストの家の近くでパンを売る少女が映像に映し出される。

テロリストを抹殺するためには民間人を殺してもいいのか、政治家と軍人の間で議論が沸騰。政治家たちは保身しか考えず、自分でなかなか決断しない。パウエル大佐はこのチャンスを逃したら、自爆テロが起き、より多くの人々が殺されると主張。政治家たちが外務大臣に聞け、大臣は首相にと言っている間に事態は緊迫してくる。

母親が焼いたパンを路上で売る一人の健気な少女を巻き添えにしても、その後に自爆テロを起こすと思われるテロリストたちを始末すべきかどうか、それぞれの立場で白熱の議論が交わされ、観客も極度の緊張状態に置かれる。あなたならどうしますかと問われるような作品で、見終わってからも重苦しい気分が残った。

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11月に母の介護で弟の家に滞在した折、友人が渋柿を持って来てくれた。皮をむき、弟の家のベランダに干してきたのを先だって持ち帰る。売られている干し柿よりずっと美味しい。
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『この世界の片隅に』 [映画]

大晦日といってもすることがないので、連れ合いと映画の見納めに行くことにした。好天に誘われ、徒歩で品川に向かう。澄み切った青空の下、車も人も少なくて、ウオーキングには最高の日和だった。ちょうど1時間で映画館に到着。やっぱり暇な人が多いらしく、映画館も隣にある水族館も大賑わい。

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五反田からソニー通りに入り、かつてソニー本社があった所から御殿山に上がり、高輪へ。

見た映画は、『この世界の片隅に』。アニメはジブリしか見たことがなかったが、あまりに評判がいいので、見る気になった。

戦時下、広島から呉に嫁いだ18歳の若い女性が不自由な日常生活の中でひたむきに生きる姿を描いた作品。声高に反戦を叫んでいるわけではないけれど、普通に生きている人々の暮らしを一瞬にして変えてしまうのが戦争なのだと納得させられる。淡々とした物語ながら、じんわりと心に沁みる、見納めにふさわしい作品だった。

今年見た映画は41本。年々少なくなっている。来年は50本を目指そう!

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昨日打ったそばをとっておいたので、また今夜も日本酒で年越しそばを味わう。
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『ノーマ東京 世界一のレストランが日本にやって来た』 [映画]

14日に見た2本目の映画は、『ノーマ東京 世界一のレストランが日本にやって来た』。イギリスの雑誌「レストラン」が毎年選ぶ世界のベストレストラン50で、4度トップになっているコペンハーゲンのレストラン「ノーマ」が、2015年に東京で期間限定店を開いた時のドキュメンタリー。

本店を閉め、スタッフ全員が東京に移動してマンダリン・オリエンタル東京に5週間限定で店をオープン。予約開始から1日で、世界中から3千6百人の申し込みがあり、ウェイティングリストは6万2千人に達したというから驚く。

本店と同じ料理では意味がないというシェフ、レネ・レゼピの考えの下、オープン1年以上前から日本全国を回って、食材探しをする。木の葉っぱを食べ、生えている場所で味が違うから、あちこちの木から枝を切れと言ったり、イチゴ農家ではまだ熟さない白いイチゴのほうがいいと言って、農家の人を困惑させる。とにかく食材へのこだわりが半端じゃない。

新しい料理を生み出そうと常に挑戦し、進化を目指すシェフについて行かねばならないスタッフたちのプレッシャーも相当なもの。開店前に体調を崩す人も出て来る。そして、慣れない調理場で右往左往しながらも遂に開店の日を迎える。

ノーマの料理に蟻が使われているのを写真で見たことがあるが、東京でもぼたん海老に長野県の蟻を散らした一品があった。寒い北欧では柑橘類が取れないため、昔から酸味に蟻を使うらしいが、一体どんな味なんだろう。食べてみたい気もするが、蟻に何万円も投資するなら、寿司屋に数回行ったほうがいいかなと思ってしまう。

食通のRちゃんから2カ月ほど前、ノーマに1月初め7席の予約が取れ、あと2席ありますが、いかがですかと誘われた。母の介護手伝いに行く時期でもあり、ノーマで食べるだけのためにコペンハーゲンまで行くのもなあとお断りした。世界で最も予約の取れないレストランとして有名なノーマの料理を味わう唯一のチャンスだったけれど、映画の中の料理で満足することにしよう。

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先週の土曜日、国連大学前のファーマーズマーケットで購入した野菜。

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ロマネスコはサッと茹でてから、鶏肉・パプリカ・ギンナンと共に炒めた。

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赤カブを大根と一緒にピクルスにしたら、大根が真っ赤に染まってしまった。左2切れは大根。
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『ニコラス・ウィントンと669人の子どもたち』 [映画]

一昨日、恵比寿のガーデンシネマでドキュメンタリー映画を2本見た。1本目は、『ニコラス・ウィントンと669人の子どもたち』。

第二次世界大戦勃発直前の1938年、スイスにスキーに行こうとしていたイギリス人ニコラス・ウィントンの元に一緒に行くことになっていた友人から、ユダヤ人難民支援で忙しいため、行けないと連絡が入る。友人を手伝うためにチェコを訪れたニコラスはナチスの迫害により行き場を失ったユダヤ人難民の悲惨な境遇を目の当たりにする。せめて子どもたちだけでも救いたいと行動を開始する。

証券会社で働くニコラスはそのビジネス手腕を生かし、各国に子どもたちの受け入れを打診するが、すべて断られる。イギリスだけが里親を見つけること、政府に一人当り50ポンドの保証金を支払うことという条件で受け入れを認めてくれた。プラハで子どもたちの写真入りリストを作成し、必死にイギリスでの里親を探し、大戦開始までに669人を救い出す。

しかし、ニコラスはそのことを結婚した妻にも話さなかった。1988年、妻が屋根裏部屋で子どもたちの資料を貼り付けたスクラップブックを見つける。そのことがきっかけとなり、BBCがニコラスに救い出された子どもたちの行方を調べ始める。そして、再会が実現し、ニコラスの功績が世に知られることになる。

同じようにユダヤ人を救ったドイツ人実業家のシンドラー、日本の外交官、杉浦千畝を描いた映画(ドラマ)も見たが、この作品は再現ドラマや実写映像を盛り込んだドキュメンタリー。切羽詰まった状況の中で、子どもたちだけでも生き延びてほしいと必死に願う親たちの心情が胸を打つ。イギリスに向かうため汽車に乗り込んだ幼い姉妹がいた。まだ3歳くらいの妹の方をお母さんが耐えられずに、思わず窓から出して抱きしめてしまう。しかし、心を鬼にして走り出した汽車に娘を戻す。もし、その時お母さんが自分を離さなかったら、今の私はいないとその娘さんが語る。どの人も両親は収容所に送られ、殺されている。そして、ニコラスが救えなかった子どもたちも大勢いた。

70年以上前の出来事だけど、シリアやアフリカでは今なお同じような悲劇が繰り返されている。文明が発達しても、人間の愚かさは一向に変わらないのが悲しい。

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毎週土・日に渋谷の国連大学前で開かれているファーマーズマーケット。先週ラ・ブランシュで食事をする前に皆で寄った。

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郡山の生産者のブースで、カリフラワー、ロマネスコ、赤カブを買う。ラ・ブランシュの田代シェフもこの方から野菜を仕入れているそうだ。
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『92歳のパリジェンヌ』 [映画]

昨日はシネスイッチ銀座で映画を見て、いつものごとく交通会館内の「むらからまちから」で納豆など調達して帰宅。映画のせいか、この1カ月間の疲れが出たのか、早々と床に入ってしまった。

『92歳のパリジェンヌ』はフランスのジョスパン元首相の母親が自分の人生を終える日を決めて実行したという実話に基づいた作品。しかし、映画の中では登場人物の名前や家族構成などはフィクションになっている。

92歳のマドレーヌは一人暮らし。頭はまだしっかりしているが、ノートに記している自分でできなくなった項目が増えてきている。ある日、彼女の誕生日に集まった家族の前で、迷惑をかけて生きるのは嫌だから、元気なうちに自らの手で人生の幕を下ろしたい、それは2カ月後と宣言する。動揺し、怒る家族たち。

息子は一人で暮らすのが無理なら老人施設に入ればと言い、娘は私が引き取って面倒みるからと説得するがマドレーヌは断固として応じない。助産婦として働き、社会活動家でもあったマドレーヌにとって、人生の始末をつけるのはあくまで自分自身でありたいのだ。始めは母の決心を受け入れられずにいた娘は病院でオムツ姿を母から見せられて、考えを変える。すぐに退院させ、母の願いを叶えてあげるべく、最後の日まで寄り添う。

尊厳死がテーマの作品だが、フランスでも安楽死は認められていない。実行する時に側にだれかいたら、自殺ほう助の罪に問われるからと一人で薬を飲む。約束で直前に娘に電話をかける。電話をする方も受け取る方も、あの瞬間はどんな気持ちだったのだろうかと見ていて心がきりきりと痛んだ。

自分の親に同じようなことを言い出されたら、果たしてどう答えるか。やっぱり、「そうですか、どうぞ」とは、とても言えない。翻って自分の場合はと考えると、マドレーヌのようにできたらいいなあというのが本音。私たち団塊の世代は墓場まで満員と言われて育ったけど、その前に死に場所がなくなるらしい。2025年以降は介護施設も病院も満室で、おまけに訪問介護の人員も不足して自宅での看取りも無理とか。野垂れ死にするくらいなら、安楽死の方がずっといい。やがて国も困り果てて、安楽死についての法案が提出されるようになるかも。

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田舎の友人にいただいた唐辛子。ご主人が畑で作り、彼女が編んでくれた。
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『湾生回家』 [映画]

久しぶりに神保町まで出向き、岩波ホールで『湾生回家』を見る。台湾で観客動員数16万人を記録し、異例のヒットとなったドキュメンタリー映画。

湾生とは、台湾で生まれた日本人のこと。台湾は日清戦争後に日本に割譲され、第二次大戦終結まで50年間日本の統治下にあった。その間に台湾で生まれ育った日本人は約20万人。戦後、ほとんどの人々は身一つで日本に強制送還された。台湾が故郷であった彼らにとって日本は未知の国だったが、帰ってみたら一面焼け野原で食べる物もない生活が待ち受けていた。

映画の中では、70-80代の湾生6人を取り上げている。台湾の思い出の地を訪ね歩き、それぞれの子供の頃の台湾での暮らしぶりや台湾への思いを語る。皆さんに共通するのは台湾への強い望郷の念。台湾の人たちはその気持ちに優しく応えてくれる。

以前、日本人女性が監督した『台湾人生』というドキュメンタリーを見たが、こちらは日本統治時代に生まれ、日本語教育を受けた5人の台湾人の半生を取り上げた作品だった。日本語世代として青春時代を過ごし、戦後の国民党独裁の激動時代を生き、80代に達した人たちが日本への複雑な気持ちを吐露するのを聞いて、深く心を揺さぶられたことを思い出した。

『湾生回家』は台湾人監督による台湾育ちの日本人を取材した作品なので、『台湾人生』と対で鑑賞すると、日本統治時代の台湾の歴史がよく理解できるはず。今日の観客はシニア世代がほとんどだったが、台湾では若い世代も多かったとか。日本でも若い人たちに見てほしいと思う。

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岩波ホールで映画を見た時に寄る「六法すし」で昼食。『湾生回家』の監督も食べに来たよとご主人がおっしゃっていた。
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『PK ピーケイ』 [映画]

恵比寿で、インド映画『PK ピーケイ』を見る。『きっと、うまくいく』と監督も主役も同じと知って、見逃すわけにはいかないと思っていた作品だ。

ベルギーに留学中、パキスタン人の留学生と恋仲になったインド人の女性ジャグーは、失恋してインドに戻り、テレビ局で働いている。ある日、神様が描かれたチラシを配っている変わった男性に出会う。PKと呼ばれているその男の話を聞くと信じ難いことばかり。ほかの星から地球にやって来たが、リモコンを盗られて、帰れなくなった。それで願いを聞いてくれるという神様を探しているというのだ。PKは自分の星に帰りたいがために、さまざまな宗教を体験するが、一向に願いは叶わない。初めはPKの話が信じられなかったジャグーだが、ある出来事をきっかけに彼を応援するようになる。

宇宙人が宗教について疑問を抱き、それをテレビ番組が取り上げ、社会に問いかけていくという奇想天外なストーリーだが、インド映画につきもののダンスと歌、それに恋もちゃんと組み込まれている。笑って泣けて、2時間半の上映時間が少しも長いとは感じられなかった。やり方次第では宗教界から反発を招くような内容なのに、宇宙人を通して、宗教の問題点をあぶりだすという発想がすごい。シリアスな問題をコメディータッチで風刺していて、面白かった。インド映画恐るべし!

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恵比寿ガーデンプレイスは、バカラのシャンデリアも設置され、師走の装い。
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『われらが背きし者』 [映画]

毎朝食べている宮城県の川口納豆が在庫切れとなったので、買いに行くついでに有楽町近辺で映画を見ることにした。映画の後、交通会館の「むらからまちから館」で、いつものように納豆を20個買う。

見た映画は、シャンテシネで上映中の『われらが背きし者』。原作者はMI6出身のジョン・ル・カレだが、読んでいない。

イギリス人の大学教授ペリーは妻と休暇でモロッコに滞在中、ロシア人のディマと知り合う。ディマはロシアンマフィアの幹部で、ロンドンに帰ったらMI6に渡してほしいと組織の資金洗浄情報が入ったUSBをペリーに渡す。自分と家族の命が危ないのだと必死に頼まれ、引き受けたペリーだったが、そのことが発端となり、妻と共に危険な亡命作戦に巻き込まれていく。

舞台は、ロシア、モロッコ、イギリス、フランス、スイスと変わり、息が詰まるような諜報合戦が続く。ハラハラドキドキ感があり、それぞれの地の景色の映像もきれいで、娯楽映画として楽しめた。ディマが主人公にシャトー・ペトリュスを振舞うシーンがあるが、ロシアンマフィアは1本百万円近いワインを飲んでいるのか、ワインの値段が上がったのはやはり中国人とロシア人のせいかもと思った。

マフィアと政界の癒着は今に始まったことではない。映画の中では、マフィアと組むのはイギリスの政治家だったが、ロシアンマフィアと聞くとなぜかプーチンを思い浮かべてしまう。10年位前、イギリスに亡命していた元KGBのロシア人が放射能物質入りのお茶を飲まされ、殺される事件があったけれど、プーチンが殺害命令を下した人を主人公に小説を書いたら、何編も書けるだろうな。

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「むらからまちから館」で見つけた山形県の甘納豆。山形産の青豆に北海道産のてんさい糖を使っている。ほんのりした甘さで私向き。我が家の砂糖はてんさい糖なので、買ってみた。
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『怒り』 [映画]

午前中テニス。初夏のような暑さだった。病気で休会していたFさんと1年半ぶりに一緒に試合をする。お元気になられて良かった。

昨日見た映画、2本目は吉田修一原作の『怒り』。原作は読んでいない。

暑い盛り、八王子の住宅地で夫婦惨殺事件が起きる。壁に被害者の血で「怒」という文字が書かれていた。1年経っても犯人逮捕に至っていなかったが、警察は整形を受けたと思われる犯人の顔を公表する。

その頃、家出して風俗嬢をしていた愛子は迎えに来た父親と千葉の港町に帰る。そこには父と漁港で働く、身元がはっきりしない田代という男がいた。やがて愛子は田代と一緒にアパートで暮らすようになるが、田代が殺人事件の犯人と似ていたため、ある行動をとる。

東京では、サラリーマンでゲイの優馬がクラブで知り合った直人と暮らし始める。お互い愛し合うようになり、かけがえのないパートナーだと思うようになる。しかし、テレビで見た犯人の顔と直人が似ているような気がして以来、優馬は自分のことを何も話さない直人に不信感を抱く。

沖縄では、高校生の泉が同級生の辰哉のボートに乗せてもらい、近くの無人島に行く。1人で散策していて、廃墟に住み着いている田中という男と出会う。泉と辰哉は田中に信頼を寄せるようになるが、その後に起こるある悲劇的な事件が彼らを引き裂く。

千葉、東京、沖縄のそれぞれの物語が交錯することなく、オムニバス形式で進行する。3人の男の顔がいずれも犯人に似ていて、一体だれが真犯人なのかという謎解きの面白さもあり、2時間半緊張が途切れることなくスクリーンに没頭できた。人が人を信じることの難しさ、土壇場でむき出しになるエゴと疑念、心の弱さなどを描いた作品で、ミステリーというより、人間ドラマ。俳優陣も主役級の人ばかりで、かなりの力作で見ごたえがあった。

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田舎の弟からもらったパプリカを焼いて、皮をむき、オリーブオイルとバルサミコ酢でマリネにする。
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『永い言い訳』 [映画]

今日は映画の日と決めて、品川で朝8時半から2本見る。久しぶりに乗ったラッシュ時の電車、降りる時に一言も発しないで、ぐいぐい押して出ようとする人がほとんど。「すみません、降ります」となぜ言えないのかとムカッときた。隙間なく立っていても、スマホだけは熱心に覗いている。代わりに「すみませーん」としゃべってくれるスマホができるといいのに。

1本目は、西川美和監督の『永い言い訳』。直木賞候補になった自らの小説をもとに脚本を書き、監督した作品。西川監督のファンなので、見逃すわけにはいかない。

人気小説家の衣笠幸夫は20年連れ添った妻を突然バス事故で亡くす。既に夫婦関係は冷え切っており、妻が事故に遭った時には愛人を自宅に連れ込んでいた。妻を失っても悲しめない彼はある時、同じ事故で亡くなった妻の親友、ゆきの家族に会う。長距離トラック運転手のゆきの夫、陽一は妻の死を心の底から悲しみ、涙にくれながら、子供2人抱え、必死に生きていた。幸夫は成り行きから陽一の家に通って、子供たちの面倒を見ることになる。

幼児性が残る自分本位のダメ男が陽一や子供たちとの付き合いの中で、少しずつ変わっていき、再生していく話。人の心の闇に迫ることが多い西川監督のことだから、一捻りも二捻りもあるはずと思っていたら、過去の作品と比べると淡々と物語が進行する。それにしても、女性監督ながら、男性の心理描写が上手いなあと感心する。主演の本木雅弘はじめ出演者の演技はさすがだったが、特に子役2人の自然な演技には唸った。

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帰京する時、弟の近所の方にいただいた菊の花。酢漬けにして、毎日食べた。
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『ブルックリン』 [映画]

公開時に見逃した『ブルックリン』が目黒シネマで上映されていて、しかも明日までと知り、今日は映画へ。近いし、2本立てでシニアは900円なので、たまに行くが2本とも見ていない作品の組み合わせというのはめったにない。今日も以前に見た『キャロル』はパス。

1950年代、アイルランドに住むエイリッシュは、姉の勧めでニューヨークに渡る。アイルランド移民が多いブルックリンに住み、デパートで働き始めるが、内気故に客相手の仕事をうまくこなせず、ホームシックにかかってしまう。心配した同郷の神父が夜間大学で会計の勉強ができるように取り計らってくれる。やがて、パーティーで知り合ったイタリア系の恋人もでき、徐々に前向きになり、都会風に洗練されていく。しかし、故郷から届いた悲しい知らせが彼女を再びアイルランドに向かわせる。

自然は豊かだが閉鎖的なアイルランドから、努力すれば報われる大都会ニューヨークに移住し、成長していく一人の女性の物語。初めはおどおどしていた田舎娘が自信に満ちて、美しく変わって様子が主演女優の見事な演技でよく表現されていた。後半、彼女がどちらの生き方を選ぶのだろうかとハラハラしながら見ていたが、やはりそう来たかと納得。たとえ失敗しようが、自らの人生を選び取るのは自分自身なのだ。

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ひやおろしが出回る時期。一昨日、品川に映画に行った連れ合いが秋田県のアンテナショップで、ひやおろしを2本買ってきた。熟成された旨みにまろやかさが加わり、ホントに美味しい!
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『歌声にのった少年』 [映画]

天気がいいのに火曜はテニスクラブが休み。なので、火曜はとかく映画の日になる。

有楽町で、パレスチナ映画『歌声にのった少年』を見た。オーディション番組で優勝し、一躍アラブ世界の人気歌手になったムハマンド・アッサーフの実話に基づいた物語。

紛争地、パレスチナのガザ地区で暮らす少年、ムハマンドは姉と友達2人と4人でバンドを結成して、結婚式などで歌っている。ある日、演奏中に姉が倒れ、重い腎臓病であることがわかる。腎臓移植しか治療法がないと言われ、透析を受けるも力尽きて亡くなってしまう。

数年後、大学の学費を稼ぐためにタクシーの運転手になっていたムハマンドは姉と一緒に闘病していた女性と再会し、歌は人々の心を癒すことを知る。彼の歌の才能を信じていた姉との約束を果たすべく、ムハマンドはもう一度歌手を目指して頑張ろうと決心する。そして、カイロでのオーディションに出場するため、偽のビザでガザから脱出する。

2014年のイスラエルの爆撃で、瓦礫の山となったガザでロケを敢行している。子役たちは現地のオーディションで選ばれたそうだが、生き生きとしているうえ、自然体の演技で素晴らしかった。単なる成功物語ではなく、日常が戦争状態という地に暮らしながら、なお夢を失わず、たくましく生きる人々を描いた作品。のどかに平和を享受している日本の観客には想像できない世界に生きている人たちの物語だ。

先週見た『ハドソン川の奇跡』も実話をベースにしているが、『歌声にのった少年』のほうが、いろんな意味で満足感が高かった。決勝で主人公が歌う歌に心が揺さぶられた。

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朝食は毎日同じようなもの。魚やお浸しの種類、卵の焼き方、味噌汁の具が変わるくらい。
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『ハドソン川の奇跡』 [映画]

怪しい空模様にテニスは諦めて、品川の映画館へ。クリント・イーストウッド監督の『ハドソン川の奇跡』を見た。

2009年1月、ニューヨークのラガーディア空港を飛び立ったUSエアウェイズ1549便のエンジンに鳥が衝突し、エンジンが停止。機長の咄嗟の判断と操縦技術で、制御不能となった機体をマンハッタンのハドソン川に不時着させ、155名の乗客乗員全員が無事生還という奇跡を成し遂げる。しかし、国民的英雄となった機長は、彼の判断をめぐり、国家運輸安全委員会の厳しい追及にあっていた。

実話に基づいた作品で、当時日本のメディアにも取り上げられたので、記憶にあるが、機長の究極の決断に対して、疑義が出されていたとは知らなかった。委員会はコンピューターでのシミュレーションの結果、機長の判断ミスだと決めつけようとするが、機長は危険に直面した時の人間の行動からコンピューター判断の欠陥を実証してみせる。

事故後に一躍脚光を浴び、英雄と祭り上げられ、裏では乗客を危険にさらしたのではと疑われ、苦悩する機長をトム・ハンクスが好演。それにしても御年86歳でこの映画を撮ったクリント・イーストウッドはすごい。

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昨日、テニス仲間のSさんからベランダ菜園で出来たゴーヤをいただいた。薄切りし、塩で軽く揉んで水洗いし、削り節とゆずポンで食す。
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『超高速!参勤交代 リターンズ』 [映画]

一向に雨が止まず、テニスができない。旅の報告がてら、鍼灸院に行き、その足で映画『超高速!参勤交代 リターンズ』を見に品川へ。

前作『超高速!参勤交代』の続編。無理難題を押し付けられ、藩とり潰しの危機に陥った湯長谷藩はなんとか知恵を絞って、行きの参勤を無事果たしたのだったが、再び老中の謀略により、帰り道に大きな困難に直面し、藩を乗っ取られそうになる。

民を思う温かい人柄の藩主とその家来たちは今回も一丸となって、藩のため、ひいては民のために全力を尽くして、大ピンチを切り抜ける。ありえないような奇想天外なストーリーだが、アクションあり、笑いありの勧善懲悪時代劇で、見ていて痛快。故郷の福島弁が心地よく響き、雨で憂鬱になっていた気分が晴れた。

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懐かしいキャンベルを田舎の弟に頼んで送ってもらう。昨今、ブドウは高級化して、近所のスーパーや果物屋ではキャンベルを売っていない。
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